失踪実習生を働かせた疑い、派遣先社長ら書類送検 大阪府警【外国人雇用ニュース】

2020.03.23

技能実習先から失踪したベトナム人を違法に働かせたとして人材派遣会社社長らが逮捕された事件で、大阪府警生活環境課は21日までに、ベトナム人が派遣されていた化学薬品会社「カセイ化学」(大阪府高槻市)の男性社長(68)と勤務管理担当の男性役員(46)、法人としての同社を入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで書類送検した。

送検容疑は2019年8~11月、技能実習先から失踪し、在留期限が切れるなどしたベトナム人男性4人を滋賀県高島市内の同社工場で働かせた疑い。同課によると、2人は容疑を認めており、社長は調べに対し「日本人の採用が集まりにくく、人材確保に困っていた」などと話したという。

同課によると、失踪実習生の不法就労を巡り、派遣を受けた会社が摘発されるのは珍しい。

社長らは派遣元の人材派遣会社「MTS」(滋賀県長浜市)側から「グレー(就労資格がない人物)を派遣する。グレーを使うのはどこでもやっている」と言われるなどしていたという。同課は違法性を認識しながら失踪実習生の雇用を続けていたことを重く見て立件したとしている。

MTSの社長ら男3人は同容疑で逮捕、起訴されている。

Comments are closed.