今後、外国人採用を本格化。外国人の雇用人数が少ない株式会社鉄人化計画がビザマネを導入した理由とは?

株式会社鉄人化計画

経営管理本部 人事労務部マネージャー 鈴木 真哉さん

今回は「カラオケの鉄人」をはじめとするカラオケ事業や「赤から」などのレストラン事業を全国に展開する株式会社鉄人化計画の鈴木 真哉さんに外国人採用の現状や取り組みについてお聞きしました。

Jobotyの導入で外国人採用がスピーディーに

ー本日はよろしくお願いします。鈴木さんは現在、どのようなお仕事を担当されていますか?

鈴木さん:メインの業務は採用です。そのなかの一つとして、外国人のアルバイト採用をしています。

各店舗でも採用活動はしていますが、店長と連絡を取り合ったり実際に店舗へ足を運んで採用の状況などを確認していると、人手不足の深刻さを感じるので、僕自身も採用活動は積極的に動いています。

ー日本人の採用は難しくなっていると感じますか?

鈴木さん:実は、現状だけでお話しするとそんなこともなくて。店舗で働くアルバイトの90%くらいは日本人なんです。僕が入社した2年前から少しずつ外国人の採用を増やし、現在は20名程度です。

ー日本人が採用できているにも関わらず、なぜ外国人採用を進めているのでしょうか。

鈴木さん:僕自身、飲食店で社員として働いていた経験もありますし、鉄人化計画に入社してからも半年間は現場を見ていましたが、外国人と一緒に働くことがこれから先はもっと当たり前になってくると思うんです。日本人の人口は減少していきますからね。だから今からしっかり準備をしてかなければいけないと思っています。

ー今は外国人の方をどのように採用していますか?

鈴木さん:求人媒体と、御社のJobotyです。それ以外のサービスは特に使っていません。感覚としては、求人媒体よりもJobotyの方が採用につながっているケースが多いですね。

ー弊社の外国人の在留カードを管理できるクラウドサービス「ビザマネ」もお使いいただいてますが、まだ外国人雇用人数が少ない中で導入を決められた理由を教えてください。

鈴木さん:外国人の採用はこれから力を入れていこうと思っているので、外国人の雇用人数がもっと増えた時に備えて労務管理の工数を減らすべき、と思ったのがきっかけでした。

もともとビザマネ導入前から外国人の労務管理のスキームも整っていましたし、労務管理担当者も細かく見てくれていましたが、今までは人数が少ないということもあって在留カード情報は郵送で回収していましたし、在留期限のチェックもエクセルで管理するなど手入力や紙管理で対応していたんです。

ビザマネなら在留カード情報はクラウドで回収できるし、在留期限も自動で通知してくれるので現在の業務量でも十分工数削減できると思いました。

ーありがとうございます。現在はビザマネのどのような点を気に入っていただいてますか?

鈴木さん:全店舗の在留カード情報の回収状況を一括で確認できるのがとても便利です。回収できていない店舗や不備があるスタッフをすぐに把握できるので店舗への指導や研修に活かすこともできます。基本、欲しいと思っていた機能は全部ついていますよ。

現場の改善から定着率向上を目指す

ーこれから外国人採用を本格化される中で、現在どのような課題がありますか?

鈴木さん:採用後の定着ですね。まさに改革中です。「外国人はすぐに辞めてしまう」という話も聞きますが、一概に「外国人だから」というのは関係ないと思っています。

僕が店長をしていた当時、かなり厳しく礼儀やマナー、身だしなみについて指摘していましたが、外国人スタッフも長く働いてくれていました。外国人スタッフは慣れない土地に来て働いてるので、孤独感を感じさせないようにメンタル面も気遣いは必要だと思っています。

ただ挨拶を交わすだけではなく、それ以外のコミュニケーションも積極的にとることで孤独感を解消してあげたいと思っていましたし、一緒に働く仲間としてこちらもできることをしてあげることで「すぐに辞めてしまう」という状況は改善できると思っているので、そういったコミュニケーションがとれる文化を全店舗に浸透させていきたいですね。

ー本日はお時間いただきありがとうございました。引き続き外国人アルバイトを安心して採用できるようにサービス提供に努めてまいります