技能実習生の携帯没収疑い 団体代表の男逮捕、全国初【外国人雇用ニュース】

2020.03.18

福岡県警は18日、ベトナム人技能実習生の携帯電話を没収し、私生活の自由を不当に制限したとして、実習生を工場に派遣する福岡市の監理団体「福岡国際事業協同組合」の代表理事、森泰造容疑者(76)=同市東区香椎照葉3=を技能実習適正化法違反の疑いで逮捕した。県警によると、実習生を派遣する団体幹部を同容疑で逮捕するのは全国で初めて。

県警は同容疑でベトナム国籍の会社員、グエン・テ・アン容疑者(33)=福岡市東区唐原1=も逮捕。2月に同容疑で逮捕した妹の日本語学校職員、グエン・ティ・フエン容疑者(30)=同=を恐喝容疑で再逮捕した。森容疑者が、監理団体で指導員をしていた2人に実習生の携帯電話を取り上げるよう指示していたとみて裏付けを進める。

森容疑者の逮捕容疑は2017年12月4日ごろ、兄妹と共謀し、当時19歳だった技能実習生の女性に「言うことを聞かないとベトナムに帰す」などと言い、スマートフォンを没収し私生活の自由を不当に制限した疑い。

恐喝の逮捕容疑は、18年5~10月、同じ女性に「こんなに散らかしたのは誰なの。罰金5千円を払わないと痛い目に遭わす」と言い、5千円を脅し取った疑い。

県警は3人の認否を明らかにしていない。

Comments are closed.